今日はインターンの中の一つの活動として、一日中営業活動をしていた。
新宿、渋谷エリアの5件を回ったが、移動量が思いのほか多くて疲れた。
加えて、アポ無し営業だったので、交渉がなかなかうまくいかずに疲れ倍増(笑)
ポスターやパンフレットを置かせてもらおうという内容で、それを甘く見ていたのが良くなかった。
受付で「本部を通さないとダメです」と切られ、そこから先に進めなかったり、
権限の無い補佐の方としか話をすることができなかったり、
「アポ無しで来るなんて迷惑」と妙にグラマーなおばちゃんに言われてみたり、散々だった。
そんな中でも、頑張って粘り、無理やり次につなげることができたところもあった。
このような形からでも、信頼関係を構築していければなんとかなるのでは?という感覚もあった。
まぁもうやる気ないけど(笑)
しかし、営業をやってみて学んだこともたくさんあった。
まず、
”知恵は現場から生まれる”という言葉を実感した。
移動時間など無駄だと思われる時間が多く、しかも身体的にも疲れが溜まる活動ではあるが、
現場感覚を得ることが出来るのは大きい。
何事も、行ってみないと分からない、見てみないと分からない、聞いてみないと分からない。
今回の場合、無駄なポスターやパンフが置いてある場所というのが意外と少なかった。
やはり何らかの具体的な利益(インセンティブ)がないと、
広告スペースを借りるのは、難しいことだということを知った。
また、上記の事柄と重なる部分もあるが、
体力をつけることが重要だということを再確認した。
これは、軽いフットワークで現場を動き回るためでもあるし、
常に集中力を保って仕事を進めていくためでもある。(営業からの帰社後の業務も含めて)
営業に関しては、空き時間にどのようなことが出来るかが非常に重要だと思われた。
空き時間を、ぼーっとしたり寝たりする時間として無駄に過ごすのではなく、
次の営業のための練習や、各種スキルアップの勉強のための時間として位置づけ、いかに有効活用していけるかどうかが、その後の成長に大きく影響する部分だと感じた。
これには体力が必要だ。今日は自分の体力の無さに、正直失望した。
orz
と色々言いつつも、
結局は、自分は営業よりもマーケティングをやっていきたいと改めて思った。
現場感覚は、マーケターという立場からも得ることが出来る。
というよりむしろ、現場感覚を得ることを目的として外へ出るマーケターの立ち位置が、自分にと
っては居心地が良いのだ。もし営業をやるとなると、今自分が持っているそのような目的意識が存在するために、多少なりとも違和感を感じずにはいられなくなってしまうだろう。
また、どうしても「何か物を売る」ということに関心が持てない。
それよりも、そのための仕組みを考えたり、戦略を練る方に関心がある。
大局的視点で物事を捉えたいというのは、自分の一つの重要な特徴でもあり、ここにもそれは影響しているようだ。(しばしばその特徴は悪い面として出てしまうが・・・笑)
インターンも、もうすぐ終わる。
ビジネスの中でも、自分がどこに関心があるのか、というのが徐々に明確に分かってきた。
これを学べるのは学生の間だけなので、そろそろいくつかの分野に照準を定め、
高いレベルにまで持っていけるように、集中して学んでいきたい。
ちなみに今関心があるのは、
マーケティング、アントレプレナーシップ、及びイノベーションである。
カタカナ言葉ばかり(笑)
いずれにしても、学生の間に深く学び、政策立案に応用していくことができれば、と思う次第だ。